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№13 母乳育児を経験して…
母乳で育てたいと思っていた私は、初めのころは、「疲れる。寝たい。」というよりも赤ちゃんにおっぱいを飲んでもらうことで精一杯でした。
ところが、おっぱいを出すことに必死だった生活に慣れてくると、ちょっと気を抜いてしまい、「これぐらい大丈夫だろう」と食生活に乱れが出てしまいました。
そして… なってしまいました!! (ーー;) 乳腺炎!! (゜д゜)ポカーン
私の場合はヨーグルトやピーナッツが原因…あれだけきよ子先生に言われていたのに、「ちょっとだけ…」の甘い考えがいけなかった… (σω-).。0
高熱に苦しんだけど、こういう原因を作ったのは自分。。。なので、赤ちゃんに「ママのおっぱいまずくてゴメンね。
こんな風にしてゴメンね。」と… すごく反省しました…。
乳腺炎後、1ヶ月ぐらいは息子も母乳の味に敏感になったようで、
ちょっとでもまずいとおっぱいを噛む様になりました。(泣) ひどいときは出血までっ!! あの痛さはたまらないっ!! (ToT)/~~~
‘噛まれても仕方ない’事をしたのだけど、噛まれるのが怖くて‘授乳時間が憂鬱’になったり、‘早く卒乳したい!’と何度思ったことか…。
でもそんな気持ちの私を変えてくれたのが‘ママの会’でした。
赤ちゃんの月齢が近いママ達とは同じような悩みを、先輩ママ達にはアドバイスをいただき、
「みんな頑張ってる! 私だけが辛いんじゃない!」と思わせてくれ、元の幸せな気持ちで授乳時間を過すことができるようになったんです。(*^_^*)
月1回のママの会がすごく楽しみだったし、何か悩んだときも、「ママの会でみんなに聞いてみよう!」と思えたので、ストレスをためることなく過ごせれるんです。
ママ友の存在は私にとってすごく大きかった!(^^)!
息子が9ヶ月ごろには授乳回数が減っていき、今度はだんだんと「寂しいなぁ…」と思うようになりました。
…乳腺炎後は授乳が憂鬱だったのになんて勝手な母親なんでしょう ^_^; 授乳回数が減っていくと、1回の授乳が今まで以上、より一層子供への愛情が倍増し、
たまらなく愛しくなるんですよ!!+゜((o´艸`))。+゜ 1回減るたびに「寂しい…」と思いつつも、「これも息子の成長の証!」だと思い、嬉しくなっ
たり… なんだか複雑な心境でした。
そして、いよいよ卒乳の日…。
「明日、どうなるのかな?泣くのは覚悟しておいたほうがいいよね。」と主人と話していたのに、実際は息子が欲しがることもなく、21時に寝てくれました!
なんとも、まぁあっけない卒乳でした…(笑) 「もうそろそろおっぱいさん飲めなくなるよ。バイバイだよ~」と言い聞かせていたのを理解してくれたのか、
親よりも子供の方がしっかりと自立していた感じで、拍子抜けでした(笑)
前日の最後の授乳の時、2,3分しかおっぱいを飲んでくれず、自ら「もう
いらなぁ~ぃ」とおっぱいにバイバイしていました。私は、「もう2度と息子におっぱいをあげられないんだ…」と思うと涙が出そうだったなぁ… 最後の授乳ではもっと
飲んで欲しかったけど…。
でも母乳外来できよ子先生が体重増加の様子やおっぱいを見てくれたおかげで息子も私もムリせずとってもいいタイミングで卒乳できたと思います。
もうじき1歳5ヶ月になる息子。。。
たくさん理解し、いろんな言葉を話してくれます。日々の成長に私のほうがついていけないかも…^_^;
こうやって母乳育児をして、息子にはいろんな気持ちを教えてもらいました。辛くても支えてくれたのは息子の笑顔・家族・先生・ママ友です★ 母乳育児は経験して
みないとおっぱいが出たときの嬉しさや辛さは分からないと思います。私自身も「卒乳のときには泣いたり、切なくなったりする」と聞いていても「へぇ~私はそうな
らないだろう」と思っていたのに、実際は違っていたし…。 ですから、是非たくさんのママに母乳育児を経験して、赤ちゃんと一緒に母親も成長してほしいと思います。
私は1年1ヶ月の母乳育児をして息子からプレゼントをもらいました。母乳でスクスク成長した姿はママへの最高のプレゼントだと思います(^_-)-☆
(岐阜市・20代後半・1児のママより)
西ぎふ産婦人科 院長:鷲見 裕久 母乳外来担当:鷲見 季予子 診療科目:産科・婦人科
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