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№15 サラサラの血液で美味しい栄養・おいしい母乳を!
私は、妊娠2人目にして初めて乳腺炎という言葉を聞き、知りました。妊娠中は助産師さんのお話しを聞き流していたのですが、いざ
出産してみると、1人目の断乳の影響で早速大きなしこりに悩まされました。無知ということの怖さと、この産院との偶然の出会いがうれしくて、
助産師さんにケアをしてもらいながら泣いていたのを覚えています。
いろんな味の母乳も体験しました。牛乳臭いもの・脂っぽいもの・甘すぎるもの・生臭いもの…など。母乳外来に行くたびに食生活を見破
られていた気がします。
振り返ると、後悔ばかりです。どうして助産師さんの言われることを聞いておかなかったのか…と。
‘母乳は血液から作られる’ それを頭ではなく体で経験して理解したのでした。でもわかってきたころにはもう、断乳を考えなく
てはならない時期となっていました。
私は自分のある出来事を思い出したのです。 それは…
数年前ですが、昼食にラーメンを食べて、1時間後に成分献血に行ったときのこと。なんと、センターの方に、こってり系の食事を食べた
ことが指摘されてしまったのです。成分を見てみると、本来透明であるはずのものが、私のものだけ白く濁っているではありませんか!
びっくりしました! 1時間しか経っていないのに… ‘今度からは食事に気をつけて来て下さい’ と念を押されてしまいました。
今はやりのドロドロ血液だったんですね。このことと、 ‘母乳は血液から作られる’ ということとが結びつき、私は、自分の娘にドロドロ血液か
ら作られたおっぱいを飲ませていたと思うと申し訳なくなって、ひたすら謝りました。 代わりといってはなんですが、今、子供達に食べさせるものも、気
を使うようになりました。入院中に作っていただいた食事には程遠いですが、少しずつマネをさせてもらっています。 フライものはドースターで焼き、
からあげは電子レンジで… これでカロリーは半分だそうです。食材を買うにも表示を見るようになりました。なんと、体に良いだけでなく、ダイエット
にも効果的みたいです。
助産師さんとは、退院後も、母乳以外のことも悩み相談させてもらい、たくさん教えてもらいました。
院長先生は、いつもニコニコして娘に声をかけてくださいました。 育児に疲れ気味の心と体が、すごく穏やかになって病院から帰ることができたのが、
何よりも私にとっての支えだった気がします。 この産院で信頼できる先生方に出会えて本当に良かったです。
これから出産される方へ… サラサラの血液で、おいしい栄養・おいしい母乳を かわいい我が子にあげてください。 私からのお願いです。
(2児の母)
西ぎふ産婦人科 院長:鷲見 裕久 母乳外来担当:鷲見 季予子 診療科目:産科・婦人科
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